lulululunlulululun’s diary

文芸ユニットるるるるん。 UNIとかとうひろみは3月クララと走りだす

1月23日(火)

1月23日(火)
【かとう】奇妙な夢を見た。パソコンとテレビの外付けHDDを捨てに、廃棄場に行った。廃棄場はとても警備が厳しくて、エントランスのところにはなぜかお坊さんがいた。お坊さんは私を通すまいとして腕を伸ばしたけど、私はそこをすり抜けて中に入った。中でもお坊さんがそこここに立っていて、私はPCと HDDを抱えて次から次へとお坊さんをかわして走っていった。何人もいるお坊さんはやがて全員がアニメの一休さんになっていて、どの一休さんも腕を伸ばして通せんぼしてくるが、私は全速力で走って逃げた。どの一休さんも私より足が遅くて逃げ切るのは余裕だったのに、最後の一休さんが急に私と同じスピードで並走しながら「こういうのって慣れてくるよね」と真顔で言った。ものすごく怖ろしくて、そこで目が覚めた。小学生のときに、沼にお坊さんを沈めて殺すという夢を見たあとで、幽霊の足音を聞くという体験をしたことがあるので、お坊さんの夢は怖い。今日はそのあと何ごとも起こらなかった。

【UNI】朝5時に起きたけど、目が回るので勉強はあきらめた。悲しい。普通の時間に起きて、たまごトーストを作って食べた。始業前にスーパーへ行く。なぜかむなしい。なんのための毎日なのかわからない。メンタルが終わってる。午後は仕事を休むことにしていたので、実家に連絡して帰った。年末に親が喜んでくれたかりんとうのアソートをカルディ中探しまわったが見つけられず。手土産は玄米の黒糖ポン菓子にした。物価高と能登の話。能登への募金を託されたが、額が大きかったので驚いた。「神戸の時は石川の人に助けてもらったから」と言う。石川ナンバーのパトカーがまわってくれていたりなど。あまり深くは聞かなかったけど、もう少し入れそうになったらボランティアへ行こうと話した。今日も親から野菜やら小鉢やらたくさん貰って、山から降りた。そうするとわたしがカバンに入れ忘れた餅を持って追いかけて父が、走って降りてきてくれた。ポケットから餅を出してにこにこ笑っていた。あんな笑顔、見たことない。ひょっとしたらわたしが赤ちゃんのとき、あんな笑顔でわたしを見ていたのかもな。そんなことを想像するくらいの。神戸に戻ってきて本当によかった。今朝まで、何のためにわたしは一人で暮らしているんだろうと虚無感に包まれていたけど、親のあんな笑顔を見れるなんて、戻ってこなければできなかったことだ。

【クララ】中番。終業後、借りていた母の電動アシスト付き自転車を返しに行った。今は腱鞘炎でブレーキが握れない母だけど、また自転車に乗れる日が来るといいな。明日からまたペダルが鬼重い自分のママチャリを漕ぐ日々。正直返したくないくらい楽ちんだった。夜は母が牛肉を焼いてくれ、わさび醤油で食べた。箱買いしたみかんもごっそり分けてもらった。
夕飯をたっぷり食べたから休日前の夜のお菓子はいらないなぁと思っていたのに、お酒を飲み始めたら口寂しくなって、柿ピーを一袋食べてしまった。スーパーで見つけたSALTYの抹茶味を一枚食べてみたらとっても美味しくて、結局3枚ほど食べる。明日は雪らしいのでハス茶をたっぷりと淹れて、残りを全部食べるつもり。

 

文芸ユニット るるるるん
新刊『るるるるんvol.4 ー付箋ー』発表! 
付箋小説・旅日記・座談会などもりだくさんです。『るるるるん vol.3 ー鏡ー』も発売中。

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