lulululunlulululun’s diary

文芸ユニットるるるるん。 UNIとかとうひろみは3月クララと走りだす

12月24日(日)

12月24日(日)
【かとう】クララの風邪症状が私のと似ている。同じ風邪だとこのあと鼻がぶっこわれます。お大事にしてください。
ギリギリまで悩んでいたが、友人宅の食事会へ行くことにした。鼻水が止まらないとまずいと思い、パブロンを2倍飲んで朦朧としながら横須賀へ(良い子は絶対に真似しないでください)。不二家の開店待ちの行列がすごいことに。友人が一週間前から料理やケーキを張り切って仕込んでいたのを知っているので、風邪をうつしたらどうしようと思いつつ、「行けない」と言えなくなってしまった。思いのほかパブロンがよく効いて、表面上は普通に楽しんだ。友人が作ってくれた香草野菜とイカの煮込みが本当においしかった。ケーキはかわいかった。「今年買ったもので何が良かったか」という話題を振ってみると、無印の湯たんぽ、カバーマークのファンデーション(¥16,000!)という答えだった。どちらも不要なので参考にならなかった。帰宅して20時半頃には就寝した。年末のイベントはあと3つ。乗り切れるか。

【UNI】出張で関西に来ているハムちゃんと京都でお昼を食べ、ぶらぶら歩いた。とくにケンカしたわけでもないけれど悲しくなって帰りの電車では静かに泣いていた。誰もわたしのことなんて見てないと思う。でもこんな週末に泣いてる人なんて怖いかなと思って、あわてて本を読み始めた。本を読んで泣いているふりをした。完全にレールが分岐したことにやっと気づいた。分岐させたのは自分でもあるのに。
神戸のC.A.Pへ移動して、友人の芝居を観た。カフェスペースを舞台に使った演劇で、観客を巻きこむ独白劇は心地よい奇妙さ。笑って、泣いた。もっとたくさんの人に観てほしい。『たたかうひっこし』から一部分使わせてほしいと言われていたので、どの部分が使われるのか楽しみだった。人間ドックに行った部分が使われたんだけど、最初は全然気がつかなくて、「わかる〜わたしもそうだった」とか思いながら聞いてたら、自分の文章だった。彼女のものになっていた、ということだ。わたしがボケてるというのもある。
お芝居を観れる環境に戻れたこと、それは以前の環境を捨てたということ、嬉しかったり悲しかったりして、涙が浮かんだ。同じ空間にいた別の観客も泣いていた。「今日はいろいろあって」と言っていた。
京都からそのまま帰宅したら気持ちが下がりきっていたと思う。お芝居を観に行って本当によかった。
そのあと帰宅して、ずっとラジオを聴いていた令和ロマンがM-1でなんと優勝してしまったので、興奮して動画を追いかけてしまった。かなり夜ふかしをして心臓のあたりが痛かった。

【クララ】遅番。起きたら焼けるように喉が痛かった。体温はやや高いが寒気はない。とにかく元気が湧かない。とりあえず妖精になったつもりで過ごしている。今日が12月25日だとずっと勘違いしていて、クリスマス仕様ののディスプレイを早々に片付け始めてしまった。途中で気がついて、いい加減に元に戻した。
かとうさんへ>あの時は本当に辛そうだった。鼻がぶっ壊れませんように……

文芸ユニット るるるるん
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付箋小説・旅日記・座談会などもりだくさんです。
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