lulululunlulululun’s diary

文芸ユニットるるるるん。 UNIとかとうひろみは3月クララと走りだす

12月23日(土)

12月23日(土)
【UNI】神戸のファーマーズマーケットへ。道の名前でわかると思って歩いていたら、適当に歩きすぎていた。迷うわけではないけれど。
居留地のビルとビルのあいだにマーケットはあった。自由港書店さんを見つけて、すぐにご挨拶。メールやSNSから伝わる通りの物腰柔らかな、綿のような方だった。ずっとお話し続けたい安心感がある。やっとお会いできたという感じよりも初めてお会いするのに「おひさしぶりです!」という感じがしてふしぎだった。giftというテーマで選書されていて、かわいい本がたっぷりで、たしかに人に贈りたくなるような本ばかりだった。わたしは、わたしのために一冊買った。これで文章が書ける気がした。いろいろあった2023の年末に、インスピレーションをもらえる本を自由港書店で買えたことがうれしい。
近所に戻り、商店街のスーパーで買い込み。ビーフンが売られている。これ、ほかの地域だとこんな風には売られてない。なんか本格ライスペーパーと同じくらいレア・アジア食材の棚にある。でも神戸だとビーフンはふつう。
午後は『トランスジェンダー問題』読書会。トランスにまつわる議論のほとんどすべてがトランスジェンダーの人権を無視している。
夜、コンタクトレンズがなかなか外せなくて充血してきた。かとさんの眼のことを思い出して怖くなる。この1枚で手持ちのものは無くなる。年末に、古いものは片付けていきたかった。でももう今日一日で捨てようかな…二週間使えるものだけど、眼球がかわいそうだ。

【かとう】眼球がかわいそうと思えるうにちゃんのようであればなあ!と自分の過去を呪う。
ゆっくり起きて猫のブラッシング・洗濯・掃除。体調が悪くてスーパーに行けなかった。『彼女のいない部屋』の続きをみる。全然好きじゃなかった。昼はママ(母親という意味ではない)の餃子が冷凍してあったのでそれを食べる。風邪には肉。それからひたすら編み物をしながら、いろんな失踪事件の考察を聞く。特捜部Qキジ殺しを読み終えた。主人公たちが危機一髪のところで助かり、犯人たちは成敗されて、という予想通りの展開ではあるけど、満足感の高い読書だった。シリーズの続きはまた読もうと思う。続いては宮部みゆき『蒲生邸事件』。特捜部Qを読んだあとだと、字が大きくて行間も広くてすごく読みやすい。宮部みゆきはある時期までは全部読んでいたけど、もう何年も読んでいない。鼻が壊れた蛇口状態。薬を倍量飲んでも効かない。夜は鶏肉をたくさん入れてカレーを作った。

【クララ】遅番。朝、体温37.3。やばい。検査薬で調べたらコロナもインフルも陰性だった。ショールームの当番が店長なら半休を取りたかったが、魔法の葛根湯倍量とカロナールを飲んで出社した。会社の検温機では34.5だった。昨日処方された薬が効いているのか、肋骨はあまり痛くない。15時くらいからゾクゾクしてきて、席を外した時に葛根湯をのんだ。
お夕休みはマックへ。食欲はとてもある。ビッグマックのセットを頼んだ男性が店員にスプーンを要求していた。何に使うのかと不思議に思って見ていたら、ハンバーガーからこぼれた具をスプーンですくって食べ始めた。バーガーの包みは角を合わせて四つ折りにしていた。ビッグマックのプロだった。
スーパーでマヌカハニープロポリスのど飴を買って帰宅。体温は36.7でいつもより高いけど、それ以上がらなかった。

文芸ユニット るるるるん
新刊『るるるるんvol.4 ー付箋ー』発表! 
付箋小説・旅日記・座談会などもりだくさんです。
『るるるるん vol.3 ー鏡ー』も発売中。