lulululunlulululun’s diary

文芸ユニットるるるるん。 UNIとかとうひろみは3月クララと走りだす

4月4日(木)

4月4日(木)
【かとう】夜中に2回、猫に起こされて(おやつの催促)寝不足。今日は花粉が元気そうな気がして、本格的に鼻が壊れる前に鼻炎薬を服用。これが良かったみたいで今日はほとんどティッシュを使わなかった。デニーズで小説のチェックをしてから出勤。不安だったけどなんとかこれでいけるのではないか?明日が精密検査なので、一日中そわそわしてしまい、普段から上の空で仕事をしているが、それがいつも以上に輪がかかっていた。帰宅するとクララが寄稿しているWitchenkareが届いていた。装丁からしてバリバリにお洒落だ。クララが書くならこうでなくちゃ。クララの小説をまっさきに読んだ。とてもいい。彼女の中では彼女の好きなことが純粋培養されて、小説はそれを材料に美しく作られたテラリウムみたいだ。たくさんの人に読んでほしい。武塙さんの小説も読む。表現が澄み渡っているんだ、いつもこの人は。クララにしと武塙さんにしろ、人の目に読まれるべき人は、いつかちゃんと見つけてもらえるんだな。

【クララ】遅番。14時から肋骨が痛み始め、15時頃からピークに達する。仕事はヒマだ。お夕休み。特大おにぎり、ふやふやヨーグルト、「芋ぽて」という埼玉県のお菓子。栗きんとんのようにねっとりしていて美味しい。連城三紀彦「戻り川心中」を読み直している。初めて読んだのは10代だったと記憶している。成熟したオトナの情緒を垣間見たようで当時はドキドキしたが、今少し読んでみて内容をほとんど覚えていないことに驚いた。昭和の文庫本は字が小さくて行間が狭く、みっちりと文字が詰まっている。今はミステリーが気分。武塙さんが読んでいたピーター・スワンソンもリストに加えてあるので、今度贔屓の書店さんで見つけたら買いたい。仕事の帰り道、風の吹く方から電車が走る音がかすかに聞こえた。路面電車が通っているところからは離れていているのに、夜になると時々聞こえる。思い返せば大須に住んでいた頃も、新栄に住んでいた頃も、そんなことがあった。銀河鉄道かな。
かとうさん、週中のお疲れのところ読んでくれてありがとう。わたしは地下アイドルだけど、かとうさんくらいになると小説のうまさはミーシャ級だから、やすやすとオファーできないんじゃないかと思うよ。ミーシャは小出ししないもん。

【UNI】昨日は早くに寝てしまった。朝も一応早めに目覚ましをかけていたけど、起きられなかった。寝過ぎて腰が痛くなって起きた。パンを買いに出る。今朝もなまあたたかい。
仕事。調整ばかりでぜんぜんお金が発生していない午前中。昼ごはんを食べるタイミングを逃しかける。あわてて冷凍ごはんを解凍したら、それはごはんじゃなくて短冊切りにして凍らせておいた大根だった。
午後もなだれのような仕事。
終わって昼間の大根でお味噌汁を作る。おなじくカットしておいたにんじんを炒める。納豆とごはんとキムチ。

 

文芸ユニット るるるるん
新刊『るるるるんvol.4 ー付箋ー』発表! 
付箋小説・旅日記・座談会などもりだくさんです。『るるるるん vol.3 ー鏡ー』も発売中。『るるるるん vol.5』ただいま建設中。

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