12月19日(火)
【かとう】朝になってみると熱はなかったんだけど、のどが引き続き痛く、まだ発熱しそうな気配。会社を休んで病院へ。私が行っているクリニックは野戦病院のようなところだ。病院の待合室が狭くて、人が入りきらない。入りきらない人は外で待つ。どんなに高齢でも具合が悪くても、雨でも雪でも外で待つ。発熱症状がある人も外で待つ。私は熱は下がっていたけど「昨晩熱が出て」と言ったら即「外でお待ちください」と追い出された。外気温5度。本を読んでいたけど、すぐに手が凍ったのであきらめて、ポケットに手を入れて凌いだ。しばらく待つと医師がやってきて、コロナとインフルエンザの検査をした（外で）。この検査に恐れ慄いていたけど、大したことなくてほっとした。検査、以前と比べて簡単になったのかな？私は検査にビビりすぎて病院に行けないので、大丈夫なら大丈夫と教えてほしい。結果はコロナインフル両方陰性で、通常の風邪だということ。よかった。これから年末にかけては楽しい予定もたくさんあるので、ここで寝込んだら悲しすぎる（仕事はもうどうでもいい）。帰る途中で成城石井に寄り、昼ごはん（サーモンのクリームスパゲッティ）とチョコレートフレーバーのコーヒーを買う。チョコレートフレーバーのコーヒーは家に長くいる年末年始にたくさん飲む予定。家に帰るとひたすら『特捜部Ｑ―キジ殺し―』を読む。途中で映画の続きをみたり、編み物をしようと思っていたけど、面白すぎて止まらない。固有名詞が難しいのでノートにいちいちメモしながら読む。家で読むとこういうことができるのがいい。風呂・食事をのぞいて夜までずっと読んでいた。年末年始にと思っていたのに年内に読み終わってしまいそうだ。次の『Ｐからのメッセージ』を買おうと思ったけど、さすがに次は手持ちの本を読もうと思いとどまった。でもやっぱり年末はミステリがいいので、たぶん次は宮部みゆきを読む。
【クララ】中番。外に出たら手袋を忘れたことに気づいた。いつもコートのポケットに入れっぱなしにしているのがいけない。上着を変えるとたいていこうなる。出かける前にカロナールをのんだが、1時くらいからどんどん脇腹が痛くなる。ロキソニンをのみすぎない方がいいとYに言われたため仕事以外の時は控えていたが、アセトアミノフェンはやっぱり効かない。違いはよくわからない。金曜に病院に行ったら何科を受診すべきか相談するつもり。痛みで立っていられなくなって早めに休憩に入ってロキソニン服用。終業時間までもちこたえられた。
寄り道するつもりだったが手袋はないしお米を買って帰らなければいけないことを思い出して、スーパーに寄って帰宅。FM桐生のヴィレッジボイスを聴きながらお小遣い帳をつける。夜はプリーストの短編をひとつ読んで、るるるるん作業。腹巻にホッカイロを入れようと箱を開けたら、カイロはひとつしか残っていなくて、失くしたと思っていたハンドクリームと無印のネイルオイルが底の方に入っていた。
【UNI】うちの近所の内科クリニックは建物の外にオープンカフェみたいなグリーンのガーデンパラソルを何本も置いているので、夜戦病院的に外で待つ人たちがなぜかカフェでお茶しているように見える。
朝から懸念していた案件のミス判明。しょぼくれていても貧乏くさいので、お客さんには元気よくミスのご報告！気合い！あとシンプルに月初が忙しすぎる。その忙しさを引きずってもう後半になる。いつまで月初のつもりなんだ。
にこにこになるために、お昼は地元の老舗弁当屋でお弁当を買った。注文を受けてからコロッケを揚げたりするので、おいしい。キッチンがワンオペだったのでかなり待ったけどしかたない。
文芸ユニット るるるるん
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付箋小説・旅日記・座談会などもりだくさんです。
『るるるるん vol.3 ー鏡ー』も発売中。
