lulululunlulululun’s diary

文芸ユニットるるるるん。 UNIとかとうひろみは3月クララと走りだす

10月28日(土)

10月28日(土)
【クララ】遅番。今日は、何事ですか?というくらい仕事が暇だった。おかげでPCを触りながら今後の段取りをイメージすることができた。お夕休みはふやふやヨーグルトと甘いクロワッサンを食べた。内職ではるるるるん5のコンテンツを書き直すなど。終業間際に鉢合わせおじさんが弊社の前を通るのが見えた。明らかに様子がおかしい。ショールームの中をちらっと見て、わたしと目を合わせないように逃げ去っていった。いつものスーパーには寄らなかった。
帰宅後お小遣い帳をつけ、YouTubeで11月のタロットを聞きながら、新しくいただいた依頼のスケジュールを解読してノートに書き込むなど。11月4日に土星の逆行が順行に戻るので、アファメーションをすること。来年は手帳を買わずにルーズリーフでスケジュールとタスクの整理をすることにした。
明日は本のさんぽみちでボランティア。ボランティアの本部で販売する古本を2冊選び、あれこれしていたら12時を回ってしまった。明日寝坊したらどうしよう。

【UNI】Sちゃんが家に来てくれた。
ちょっと喋って喫茶店へ移動。モーニングからのケーキ。なにを喋ったかほとんど覚えていないほど喋り倒した。そのあと雑貨屋さんを何軒もはしごして、肩が冷えないグッズやスリッパを探す。ぜんぶ、あたたかくなりすぎて寝汗かきそうだし、難しい。おばあちゃんみたいでもある。
夕方から大阪に行き、ストップジェノサイド集会とデモ行進に参加した。着いてみると政党のノボリが目立ち、思ってたのと違うかな…とは思ったけど、よく見るといろんな市民団体が集合していた。外国ルーツの人やヒジャブを着けている人もたくさんいた。政治的な理念はともかく、市民を守れという思いは一緒だろうから、そのまま参加した。淀屋橋から大阪駅まで一駅、スローガンをみんなで発しながら歩いた。淀屋橋は官公庁街なので人もまばらだったけど、大阪駅周辺はさすがに人が多かった。若者がよくわからんけど、みたいにふざけながらもノリで手拍子してくれたり、通行人がしっかりとプラカードを見て手拍子を送ってくれたりした。わたしはともかく、デモに参加しているおそらく当事者だろう人たちにみんなの声援がこうやって伝わることに意味を感じた。アングロサクソン以外には冷たいような日本人だけど、さすがにガザ空爆にはなにか思っていると感じる。わたしは単身飛び込みで参加したからプラカードもなにもなくて、集会でもらったチラシを叩いてにぎやかしをした。
大阪駅での集会はさすがに人が多すぎたので、離脱。
そのあと地元駅に北海道からハムちゃんが来てくれて、自家製パンをくれた。一人で帰る夜道、疲れたのか盛大にこけた。

【かとう】綴方店番&タソガレ展在廊。妙蓮寺までの道は途中で渋滞がひどく、最近は駐車場もカーシェアリング用になっていることが多くてなかなか見つけられない。どこへ行くにもこれからは車で移動はなるべくやめないといけないもしれない。都心は車に厳しい空間になってしまった。余裕を持ってついたらデニーズでハンバーグを食べたかったのに、その時間はなかった。タソガレ展は二日目だけど、途中まで悲しいくらい誰も来なかった。しばらくすると武塙さんとユークさんが来てくれて、差し入れにハムをくれた。武塙さんは私の選書コーナーを見て、不穏なものが渦巻いていると言っていた。私は今回、不穏臭を払拭するべく、わりと爽やかなものも選んだのだけど、綴方店長に採用されたのは全部不穏な本で私の爽やか方面転換への目論見は泡と消えた。武塙さんは、綿矢りさの『憤死』を買ってくれた。『憤死』は超絶面白い。綿矢りさを見直した本。そのあと綴方仲間の人たちが来て、お手紙やお花をくれたり、タソガレとカードを買ってくれたり。いつもだと店番3時間半はわりと長くて、小説を書いたり本を読んだりということがだいぶ捗ってしまうけど、今回はあっという間に時間が過ぎた。帰り道からなんとなく体調が悪く、夜は魔法の葛根湯を倍量飲んで早めに寝た。

文芸ユニット るるるるん
新刊『るるるるんvol.4 ー付箋ー』発表! 
付箋小説・旅日記・座談会などもりだくさんです。
『るるるるん vol.3 ー鏡ー』も発売中。

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