lulululunlulululun’s diary

文芸ユニットるるるるん。 UNIとかとうひろみは3月クララと走りだす

2月25日(日)

2月25日(日)
【かとう】休日は7時に起床がちょうどいいことに、今さらだけど気がついた。だいたい9時間とか寝ている。掃除とスーパーを済ませてバナナケーキを焼く。数年前に知って今までで一番美味しいレシピだったオートミール入りのやつ。明日から一週間の朝ごはん用。作っているときに小説冒頭シーンがぱっと浮かんだ。冒頭シーンが浮かぶというのはスタートの指令。昼に卵とじうどんを作って、それから少し編み物しながら、アッシャー家の崩壊とおやじキャンプ飯3を両方最後までみてしまう。それにつけてもブギウギを見ていればよかった。近藤芳正さんが出てるものをもっと見たい。それからナイン・パーフェクト・ストレンジャーを2話まで。人間離れしたニコール・キッドマンの美を堪能するためのドラマ。夕方からチェコ語のレッスンだったが、私が時間を間違えて受けられなくなってしまった。夜は明太子スパゲッティ。

【UNI】起きると盛大な雨音。近所の梅を見に行こうかとか思ってたけど、だめだ。
朝、眠くてぐずぐず三度寝した。
昼は焼きそばを作った。食べる時間をインスタでライブした。どんどん焼きそばが冷めた。食べる前はふらふらしていたけど食べたら眠くなって、この生活リズムは体に良くないやつだ、となんとなく察した。

【クララ】遅番。会社の研修でパーソナルカラーのセルフ診断をした。今までイエローベースとして生きてきたが、分析結果はブルーベース夏だった。OL時代、デパートの美容部員さんからオークル系のファンデやチークを勧められるまま使っていたのはなんだったのか。わたしをブスにしようという陰謀か。実際20代前半は太っていたし暗黒だった。「こっくりしたアースカラーが得意なUNIちゃんはイエベ秋、パステルカラーが似合うかとうさんはわたしと同じブルベ夏かな」などと、診断用のチャートを見ながらふたりの顔を思い浮かべていた。夜は、明日の夕飯の下拵えをしながら配信で「不適切にもほどがある!」を見た。今回はインド映画っぽい演出は控えめだった。「鵼の碑」でジェンダーに配慮する場面があり、ちょっとモヤモヤしたことを思い出した。女性の生き方に配慮する言い回しは、時代が昭和だと違和感があった。現代の女性もフェミニストもそんなに心狭くないよ。「女だてらに〜」「男のくせに〜」といった表現を、時代考証関係なく作家が“配慮“しなければいけないムードになっているのなら、それはちょっと違うなと思う。クドカンはそういう裏事情を揶揄しているのかも。

文芸ユニット るるるるん
新刊『るるるるんvol.4 ー付箋ー』発表! 
付箋小説・旅日記・座談会などもりだくさんです。『るるるるん vol.3 ー鏡ー』も発売中。