lulululunlulululun’s diary

文芸ユニットるるるるん。 UNIとかとうひろみは3月クララと走りだす

10月5日(土)

10月5日(土)
【かとう】ハウスオブローゼって、絶対どっかの宗教法人がバックにいるでしょうと、あらぬ疑いをもってググってみたら、まさかの前職が出てきた。「宗教みたいなところがある。制服もださいし全てがとにかく古臭い。新しいものやオシャレなものが好きな人には合わない。センスがない人には合う会社だと思う。」と書いてあった。残念ながらそのとおりだ。朝4時ごろ目が覚めてしまい、Podcastを流していたら二度寝し、起きたら8時だった。Podcastは最近見つけて好きでよく聞いている、女性が基本映画や本についてひとりでしゃべっているプログラム。その人がinstagramをやっているので見に行ってみたら、うにちゃんとCOYAMAとウニスカさんがフォローしていた。みなさん、聴いているのでしょうか。水回りの掃除など家事を済ませて、ア・ターブルと編み物。ア・ターブルは、パートナーシップにおいて動かしがたい冷たい問題を抱えていると、直視するのが難しいと思う。小説周りの必要事項を消化して、昼は無印のバターチキン。午後から明日の読書会の準備をする。読書会は、最初1名しか参加者がいなくて、もう中止になるんじゃないかと思っていたが、どんどん参加者が増えて、定員オーバーになった。せっかくなので、キャンセル待ちでなく、定員オーバーのまま開催することになった。とてもありがたい。明日私が紹介する本をもう一度ぱらぱらとめくって、プレゼン内容をメモ書きしたり、会の流れをざっと書き出していったり。不慣れで不安だけど、楽しい会になりますように。夜は野菜炒めを食べて、食後に赤ワインを準備して、編み物をしながら『ゴジラ -1.0』。めちゃくちゃ面白い。ドラマ部分はたぶんいろいろ言われていそうだけど、ゴジラが動くのを見ているだけで楽しい。ゴジラをずっと見ていたい。もう一度シンゴジラもみなおしたい。吉岡秀隆を数十年ぶりに見たけど、あまりにも変わってなくて気持ち悪かった。佐々木蔵之介安藤サクラは無駄遣いだと思った。アーモンドクラッシュポッキーも冷蔵庫から出してきて、引き続き編み物をしながらドラマ「カーネーション」を6話まで。なかなか尾野真千子さんが出てこない。尾野真千子さんの覚悟のある目力が好きだ。

【UNI】かとさん、どのポッドキャストだろう? 元気が足りないラジオ?これってかとさんから聞いた気がするなぁ。ポッドキャスト番組名と誰からの紹介かアメーバチャートを作ったら地球をひとつつみできるかもしれない。
午前中はNGOの集まり。「介護」がテーマでおしゃべり会だった。おひらきになった会場の玄関口でAさんが靴をなくした。誰かが間違えて履いて帰ったのか、ご自分の靴がどれなのか、どちらもわからない。どんな靴だったかもうろ覚えで、Aさんが恥ずかしい思いをしていないか、勝手にそわそわした。人の感情を決めつけるべきじゃないのに。Aさんは会場のつっかけを履いて帰った。昭和15年生まれで、妹を神戸の空襲で亡くした。ご本人は74歳くらいにみえる。
夕方から元町映画館へ。映画の前になにか食べようと韓国料理屋さんに。客がいなくて、わたしが「すみませんひとりです」というとお店の方が「アレクサ音楽かけて」と言った。メニューは無い。
「定食二千円なんやけど、いいですか?」
「うーん、千円くらいの気持ちで入りました」
「ほな千円でピビンバしましょっか」
ご飯は少なめにしてもらい、すぐに焼いてもらった。
「混ぜましょか?」というのでお願いしたら、かなり混ぜてくれた。
日本食ではあんまり混ぜて食べるいうんがないでしょ、だからみんなちょこちょこっと混ぜるくらいやねんけど、しっかり混ぜたほうがおいしいから」
7種類のナムルがからみあって、おいしい。お焦げも焦げすぎてなくて、乗せられていた目玉焼きも跡形もなくかき混ぜられていた。
「今度はよく食べる友達を連れてきます」
「そんな気ぃ使わんでいいよ、またピビンバだけでもいいから」
さっさと食べて、元町映画館へ。『石がある』を待つ列は男性が多くて、これってどんな作品だっけ?と若干不安になった。
映画『石がある』。不審者に追いかけられた自分の子ども時代のトラウマから、川へ向かった女性が出会う男性が不気味に思えていつその河原の石で殴り殺されるのか不安で、おちつかなかった。登場場面からして怖いのだ。途中から、そういう映画ではない、あの男は石か河原の妖精だと言い聞かせながら観た。河原での遊びはおもしろい、でもあの風貌の男があどけない表情の女性と河原でとつぜん遊ぶことをわたしの心の奥底が納得してくれなかった。終了後に監督と俳優陣の舞台挨拶があった。男役はまったくふつうの若者で、どうしてあんなにおじさんに映っていたのかわからなかった。最後の方で男が日記を書く場面も、わたしの目が悪いせいでなにを書いているのかどうしても見えなくて、「見えてますか?」と周りの人に聞きたくなるほど悲しかった。きちんと見せなくてもいいかもしれない場面にしては長かった。監督たちの話から、河原で撮る、川上まで歩く、というところは決めて順番に撮っていったことを知れた。川は毎日表情を変えるんです、と。

【クララ】遅番。朝、コーヒー、薬。昼、チョコパン半分、クッキ2枚、コーヒー。本社のケチっぷりがエスカレートしていて元気なくなる。会社、大丈夫なのかな。一番に解雇されそうな気がする。お夕休み、ふやふやヨーグルト、パン1個、コーヒー。ショールームでT川さんがてんてこ舞いしていたので、補佐に回った。景気が一日でV字回復した。夜も忙しく、全く内職できず。読んでいる本が面白いので早く先に進みたい。帰宅すると風呂上がりのYがストレッチをしていた。夕飯に作っておいた豚肉と茄子のポン酢炒めが好評。茄子は大人になってから食べられるようになった野菜の一つだ。でもあまり好きではない。カブトムシの味がするからだ。ちなみにカブトムシを食べたことない。
夜、DAIYAMEソーダ2杯、Netflixで「プラットフォーム2」途中まで。

文芸ユニット るるるるん
新刊『るるるるんvol.4 ー付箋ー』発表! 
付箋小説・旅日記・座談会などもりだくさんです。『るるるるん vol.3 ー鏡ー』も発売中。『るるるるん vol.5』ただいま建設中。

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