lulululunlulululun’s diary

文芸ユニットるるるるん。 UNIとかとうひろみは3月クララと走りだす

12月6日(金)

12月6日(金)
【UNI】そもそもふだんの出勤時間より1時間早く銀行のアポが入ってしまったのに、それに用意するものをまったく準備せずに昨日帰宅してしまったので、いつもより2時間早く出勤。お弁当はあきらめて、今日の持ち物をひっつかんでアパートを出ると坂本龍一みたいな人が通り過ぎていった。男前なように見えたけど、眼鏡のせいか。男前眼鏡なだけか。
出勤して銀行への用意と、すかさずるるるるんの梱包。銀行まで小走りで行ったら行内は暖房で暑かった。事務所へ戻ると、今日はわたし一人の日だったことに気づく。一人勤務の日は変わった注文が入る。今日ももれなくそのジンクスはあたった。お茶もいつもの3倍の受注。昼前に某社営業が訪問。若手の男性営業職二人に、日焼け止めは塗るのかと尋ねる。先輩の方は塗ったことがない、と。後輩は夏に塗る、と。他社はその逆で先輩の方が塗る派だった。その人は例のチャラ男だが、日焼け止め以外にも基礎化粧品は一通り塗っていそうな感じが端々にもれていた。今日みたいに一人で事務所にいると、来客にお茶を出すのが難しい。
午後は明日の仕事の準備と、経理作業を少し。早めに事務所を閉めて、元町へまた商品をお届けに行った。帰りの電車でみぽりん死去のヘッドラインだけ見て、びっくりしてグループLINEに投下した。WANDSを従えて、つまんなさそうに歌ってるのは結構好きだった。みぽりんとついに出会えた、という辻仁成とのエピソードもその変な感じが好きだった。
帰宅して、お粥の準備。昼間に食べたコンビニパンで気持ち悪くなった。しょうもないものを食べて体調がかたむくのはしょうもない。寝過ぎて頭痛を起こすのと同じくらい、しょうもない。

【かとう】やっと会えたね。この世で10本の指に入るしょーもない台詞だと思っていた想い出。
朝起きると、ミーコ先輩が窓の外にいる。夢じゃなかった。本当に帰って来たんだと涙ぐみながらごはんを大盛り2杯あげて、自分も朝ごはんを食べて出勤。通勤途中では引き続きチェコ在住女性のPodcastを聴いていたら、チェコ語学習アプリとしてDuolingoというものがあると言っていて、これ、語学学習者の中ではかなり有名なアプリらしいんだけど、私は全然知らなかった。早速アプリをダウンロード。残念ながらチェコ語は英語話者向けにしか作られていないので、私にはそこもハードルが高いが、なんとかついていきたい。歩きながら、早速アプリを使ってみる。これくらいのチェコ語なら私にもなんとかわかる、というレベルの問題をどんどん解いていく。1日10分。今度こそがんばります。会社に行く前にファミマで調達するおにぎりは、はじめての高菜おにぎり。高菜が食いちぎれずに食べにくいかなと思ったけど、高菜はやわらかく、ごはんに漬物が混ぜこまれていてさっぱりして美味しかった。仕事は、午前中に防災訓練があって、ヘルメットを被って全従業員が中庭に集まった。たぶん1,000人くらいいた。冬の午前中の日差しはぽかぽかとあたたかくて、完全に仕事のやる気が削がれていき、まったく成果のあがらない一日だった。忘年会を断り、帰りに100均と無印に寄って、るるるるん発送のための封筒やテープやPP袋や、いろいろ買う。帰ってから夕飯はおでん。おでん、と言っても私のおでんは、スーパーで買ってきたおでんの袋を鍋に空け、あたためるだけだ。これは私だけじゃなくて、親もそうしていたから、おでんとはそういうものだとずっと思っていた。これを友人に言ったら「ちゃんと作ったおでんは本当に美味しいんだよ!」と言いながら、かなり引いていた。でもおでん種は結局買うでしょ? だったらあんまり変わらなくない? と今でも思っている。夕飯の後片付けをしているときに、ふと、ミーコ先輩の小屋を段ボールで作ったらどうだろうと思いついた。炭酸水の入っていた、縦に長いタイプの段ボール。あれなら閉じているかんじで、落ち着くんじゃないだろうか。早速箱から炭酸水のペットボトルを全部出し、その中に古いタオルケットを敷いて、外に出した。本当ならミーコ先輩を家に入れてあげたいが、ミーコ先輩は家に入って窓を閉められるとパニックを起こしてしまうのだ。寒いには違いないけど、風はずいぶん遮られるはずだ。もうこの子をうちでなんとかしてあげるしかない。だったらできることを最大限してあげたい。ミーコ先輩が箱の中で寝たかどうか気になりながらも、不適切にもほどがあるの最終回をみてから寝ようと思っていたが、一週間の疲れに気絶するように就寝。

【クララ】定休日。朝、源氏パイ2枚、ブラックサンダーミニ1個、炭酸水、コーヒー、薬。昼、辛ラーメン、ご飯、みかん、ブラックサンダー1個。日中はアマプラで海外ドラマを見ながら新刊の発送作業。親知らずの虫歯を疑っていたが、リンパが腫れているような気がする。顎が痛い。ついでみたいに耳まで痛い。午後から瀬戸市の本・ひとしづくさんにるるるるん5を納品。詩人のあおいさんが早速るるるるん5を買ってくれていた。営業終了後、あおいさんが注文しておいてくれたオードブルをつまみに、三人でノンアル忘年会。お茶しか持参してこなかったわたしに、店主のあやさんがノンアルレモン酎ハイを1缶恵んでくれた。普段ノンアルを飲むというシチュエーションに遭遇したことがないので、思いもよらない選択だった。生きることは、選択すること。あおいさんがまつパを失敗された最新エピソードを披露。言われるまで気づかなかったけど、言われてみれば確かに気になる左右差。それからおふたりで出店される「文学フリマ京都」の打ち合わせを……という運びとなり、頼まれていた紙製什器を持ってきていないことに、そこでやっと気が付いた。脳みそが小さくて申し訳ないやら恥ずかしいやら。発送につぐ発送で、完全に抜け落ちてしまっていた。京都の文フリにるるるるん5をたくさん持っていってくださるそうです。関西の皆さん、トイレ本と共によろしくお願いします!
夜、DAIYAMEソーダ2杯、股関節ストレッチ。
かとうさんへ。おやつ便はいつでも大歓迎だけど、かとうさんのセレクトは高級すぎるよ。

>>>文芸ユニット るるるるん<<<
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